婚活をしていると、つい相手の条件ばかりに目が向いてしまうことがあります。「年収はいくら?」「身長は?」「同年代?」「転勤はある?」
未来の不安を減らすために、条件を確認することは決して悪いことではありません。
むしろ大切な視点です。
でも、条件を完璧に揃えようとすればするほど、
本当に大切なものが見えなくなってしまうことがあります。
出会ったはずの可能性が、少しずつ手のひらからこぼれていくように。
成婚された方からよく聞く言葉があります。
「完璧な人に出会えたから結婚を決めたんじゃない。 “この人となら一緒に進めそう”と思えた瞬間があったから決めたんです。」
私はこれを “0日婚の感覚” と呼んでいます。
0日婚の本質は、迷い続ける時間を短くする覚悟のことです。
「この人となら前に進める」と思えた瞬間を信じる勇気。
それが、0日婚の心です。
心理学では、決断に時間をかけすぎるほど
人は不安を増幅させ、前に進む力を失いやすいといわれています。
そして、直感というのは思いつきではありません。
過去の経験や価値観、膨大な情報を高速で整理した結果が
一瞬で出てくるのが直感です。
だからこそ、成婚が早い人ほど
「自分の幸せの基準」を持っています。
完璧な条件を求めるのではなく、
一緒に成長できる相手かどうかを見ています。
実際に成婚された方のほとんどは、こうおっしゃいます。
「完璧な人なんてどこにもいません。 でも、完璧じゃなくても“この人だ”と思えた瞬間があったんです。」
結婚は、完成された同士がするものではありません。
未完成の二人が、これからの人生を作っていくスタートラインです。
条件の一致ではなく、価値観の方向性。
その方向さえ合っていれば、時間をかけていく中で、信頼も安心も、自然と育っていきます。
迷ったときに思い出してほしいことがあります。
「相手に求める条件」ではなく、 「自分が大切にしたい価値観」を3つ書いてみる。
例えば
この3つが守られているなら、
“もっと知りたい” という気持ちに素直になっていい。
結婚はゴールではありません。
誰かと共に生きていくという、温かいスタートです。
0日婚はスピードの話ではなく、覚悟の速度の話。
「この人となら頑張れそう」その瞬間が、人生の分岐点です。
どうか、自分の気持ちを信じて
一歩ずつ、未来へ進んでいけますように。