恋愛の入り口、気になる人とのLINE。
「これって脈あり?」「返信が遅いけど脈なし?」
そんな不安を抱いたことがある人は、少なくないはずです。
今回は、結婚相談所カウンセラーの視点から、リアルなLINEのやりとり例とともに「脈あり・脈なし」の違いを解説。さらに、脈ありLINEを引き出すためのテクニックも文例付きで紹介します。
リアルなLINEやりとり例で見る「脈あり/脈なしかも?」の違い
まずは実際にありがちなやりとり例から、相手の気持ちを見ていきましょう。
【脈ありパターン】
あなた:「週末は何してた?☺️」
相手:「友達とカフェ巡りしてたよ。新しくできた〇〇カフェ、めっちゃ良かった!」
あなた:「えー気になる!今度教えて〜」
相手:「もちろん!今度一緒に行こうよ☕️」
→ 相手から会話を膨らませようとしてくれる/デートの提案まで自然に出てくる
【脈なしかもパターン】
あなた:「週末は何してた?」
相手:「特に何も」
あなた:「そっか〜」
相手:(既読スルー)
→ そっけない返事/質問を返してこない/会話が広がらないのは要注意
やりとりから読み解く「脈ありサイン」と相手の心理
LINEのやりとりから相手の気持ちを読み取るには、以下のポイントがカギになります。
【脈ありの特徴】
・質問で返してくる(=あなたのことを知りたい)
・返信が比較的早い(=連絡を取りたい気持ちが強い)
・絵文字やスタンプを使う(=感情が込められている)
【脈なしかも?の特徴】
・短文や一言返しが多い(例:「特に何も」「そうなんだ」)
・既読スルーが続く(=返信の優先度が低いか、気持ちが離れている)
・絵文字なし&感情の乏しい文章(=温度感が低い)
※返信が遅いからといって必ずしも脈なしとは限りません。仕事が忙しい/LINEが苦手などの事情も考慮しましょう。大事なのは「総合的に判断すること」です。
脈ありLINEを引き出す!次につなげるコミュニケーション術
ここからは、実際に送るLINE文と、OK/NGの返事例を使って効果的なやりとりのコツを紹介します。
【コツ1:質問は答えやすく、広がりやすい内容を】
送信例:
「最近ハマってることある?」
OK返事:
「最近は韓国ドラマ見てる!『〇〇』ってやつ面白かった!見たことある?」
NG返事:
「特にないなー」
→ NGの場合、話がそこで止まってしまう
【コツ2:相手の返信ペースに合わせる・追いすぎない】
送信例:
「忙しそうだね、体調とか大丈夫?無理しないでね」
OK返事:
「ありがとう!今ちょっとバタバタしてるけど、また連絡するね!」
NG返事:
(既読スルー)または「ごめん、バタバタしてて」だけ
→ 関係を続ける意思があるかが返事に表れる
【コツ3:自然に「会う提案」に持ち込む】
送信例:
「〇〇のカフェ、評判いいみたい!良かったら今度一緒に行かない?」
OK返事:
「え、気になってた!行きたい!」
NG返事:
「うーん、予定がちょっとわからなくて…」
→ OKは具体的な日程につながり、NGは曖昧な返事になりがち
【コツ4:感情の温度を上げるために絵文字・スタンプをうまく使う】
送信例:
「今日すごく寒かったね〜。こういう日はお鍋が恋しくなる〜笑」
OK返事:
「わかる!お鍋いいね〜!最近はキムチ鍋にハマってるよ」
NG返事:
「そうだね」
→ 感情が伝わってくるかどうかがポイント
【コツ5:会話が停滞したら、新しい話題をポンと投げてみる】
送信例:
「そういえば、最近〇〇って映画観た?予告だけで泣きそうだった笑」
OK返事:
「気になってたやつ!私も観たいな〜」
NG返事:
「映画あんまり見ないな〜」
→ 興味を引けたかどうかで反応が変わる
LINEは“相手の感情”をキャッチするツール
LINEは、恋愛において“感情のキャッチボール”をするための便利なツール。
脈ありかどうかを見極めるには、以下を押さえておきましょう。
・会話の広がり → 相手に興味があるかどうか
・絵文字やスタンプ → 心の温度が表れる
・返信のペース → あなたを大切に思っているかどうか
・会う提案への反応 → 次のステップへ進む意思があるかどうか
とはいえ、LINEだけで全てを判断するのは危険です。
一番大事なのは「LINEを通じて、実際に会う関係へ進めること」。
小さなサインを見逃さず、でも焦らずに、恋愛を楽しんでください。