『〇〇弱者』という言葉がネット上で多く見かけるようになりました。その中の一つに『恋愛弱者』という言葉あるそうですね。『恋愛弱者』とは恋愛未経験やうまくいった経験がない、異性との関わり方に不安を感じているなど、何かしらコンプレックスを抱えている方を指しています。
5年ごとに行われている国立社会保障・人口問題研究所の調査にて、25歳〜34歳の未婚者にこれまでの恋人との交際経験を尋ねたところ、下記の回答が発表されました。男女ともに約3割の方が交際経験がないとの結果です。
これを見て、皆さんはどう思いますか?意外と少ないですか?
①未婚男性に聞いた交際経験の有無
■25歳〜29歳:交際経験なし34.9% ■30歳~34歳:交際経験なし36.5%
②未婚女性に聞いた交際経験の有無
■25歳〜29歳:交際経験なし26.2% ■30歳~34歳:交際経験なし30.0%
近頃、恋愛や結婚に対して面倒と思っている方が増えているという記事をよく目にするようになりましたよね。
趣味や仕事を充実させ自分を磨くことに重きを置いている傾向にあり、恋愛に対する優先度が低下している傾向にあるようです。
しかし今まで恋愛を経験していない方たちは、”恋愛・結婚が面倒だったから恋愛してこなかった”とは限らないと感じています。実際に、カウンセリングに来られた方たちの話を聞いてみると、「確かに趣味を優先していたが、それは恋愛する勇気がなかったから」「年を重ねていくうちに恋愛に対するハードルが上がり、誰に相談していいか、どうやって女性と関わっていけばいいか不安」「それでも結婚したいとは思っている」などの声をいただきます。
今は趣味や仕事・自分磨きを重視しているかもしれませんが、「恋愛・結婚」に対しては理想や前向きな思いを持っている方も多いのではないでしょうか。
そんな方たちへ向けたタイプ別のアドバイスをお伝えしていきます!
◆自分の趣味を邪魔されたくない、生活スタイルを変えたくないと感じる方
結婚意欲のある未婚者の方を対象に独身である理由を聞いたところ、18歳〜24歳の男女に比べ25歳〜25歳の男女の方が「今は、趣味や娯楽を楽しみたい」「独身の自由さや気楽さを失いたくない」と答えた方が多く、年齢を重ねるにつれ今のライフスタイルを大切にしている方が多いように感じられます。
結婚後の生活に対するイメージがマイナスなのではなく、現状維持バイアスという、”未知のものや変化を受け入れず、現状維持を望む人間の心理作用”が働いていることがマイナスなイメージを作り出しているのかもしれません。
そんな方こそ、理想の相手に求める条件、自分自身の譲れない点をカウンセラーと共に整理することで相手選びもスムーズに行うことが可能です!
自分を知ることでさらに、より良い相手に出会うことにも繋がりますね。
むしろ、婚活は自分を知ることがスタート!
『今までより魅力的な自分になることで、より良いお相手と結婚しライフスタイルの充実』
そんな考えを持って、婚活も楽しんでいきましょう!
◆恋愛が面倒だと考えの方、行動を起こすことに躊躇している方
そのままの考え方のままであれば、お相手探しは難しいかもしれませんがこれを読んでいるあなたは心のどこかに”将来的には結婚したい”という思いがあるのではないでしょうか。
結婚をゴールに設定すると、それまでに「お相手探し」「お見合い」「デート」「お付き合い」など多くの通過点が必要でより遠くに感じてしまい、一歩踏み出すことへのハードルが高まってしまいます。まずは小さなゴール設定を行い「何人と会ってみる」「カウンセラーと理想の相手探しを行う」など、達成しやすいものからステップを踏んでいくことがおすすめです。
また、異性と会う際の服装や話のネタなどのコミュニケーションについても担当カウンセラーが的確にアドバイスを行うのでご安心ください。