「結婚したいけど、実際いくらくらいお金が必要なんだろう?」
結婚を考え始めると、気になるのが「結婚資金」です。
結婚式、指輪、新婚旅行、新生活の家具や家電など、結婚をきっかけにまとまった支出が発生します。
一方で、最近は「結婚式をしない」「家族だけで行う」「旅行にお金をかける」「新居より貯蓄を優先する」など、結婚にかけるお金の使い方も多様化しています。
今回は、2026年時点で確認できる最新の調査をもとに、結婚にかかるお金と、ここ数年でどのように変化しているのかを整理してみます。
結婚にかかる費用は、大きく分けると次のようなものがあります。
婚約・結婚指輪
結婚式・披露宴
新婚旅行
新居・家具・家電
引っ越し費用
顔合わせなどの費用
婚活・結婚相談所などの活動費
ただし、すべてのカップルがこれらをすべて支払うわけではありません。
「結婚式をするか」
「新居を購入するか、賃貸にするか」
「新婚旅行に行くか」
によって、必要な金額は大きく変わります。
そのため、「結婚するなら○万円必要」と一律に考えるよりも、自分たちは何にお金をかけたいのかを考えることが大切です。
リクルートブライダル総研の「ゼクシィ結婚トレンド調査2024」によると、結婚式・披露宴・ウエディングパーティーにかかった費用の平均は343.9万円でした。
平均招待人数は52.0人です。
つまり、「結婚式をする場合」は、数百万円単位の費用を考えておく必要があります。
ただし、この金額がそのまま夫婦の自己負担額になるわけではありません。
ご祝儀などの収入があるため、実際に2人が負担する金額は異なります。
また、結婚式の規模やスタイルによっても大きく変わります。
結婚式費用について、比較しやすい調査を見ると、
| 年 | 結婚式・披露宴等の平均費用 |
|---|---|
| 2022年 | 約303.8万円 |
| 2023年 | 約327.1万円 |
| 2024年 | 約343.9万円 |
となっています。
2022年から2024年にかけて、平均費用は約40万円増えています。
コロナ禍による結婚式の規模や開催状況の変化から、結婚式市場そのものが動いていることも背景にあります。
なお、リクルートブライダル総研の2025年調査からは調査対象や方法が変更されているため、過去の調査結果と単純に時系列比較する際には注意が必要です。
近年、結婚式を挙げないという選択をする方も増えています。しかしながら、お金がかかるものは、結婚式だけではありません。
結婚後の新生活にも、まとまったお金が必要になります。
マイナビウエディングが2026年に発表した「新生活に関する調査2026」では、結婚後の新生活にかかった費用の平均は90.9万円でした。
新生活費用には、
家具
家電
寝具
カーテン
食器・生活用品
引っ越し関連費用
などが含まれます。
さらに、結婚式を挙げた人では新生活の費用が平均117.3万円、結婚式を挙げなかった人では68.5万円となっており、結婚のスタイルによっても差があります。住む場所や時期によっても大きく変動するので、余裕を持って見積もっておきたいポイントですね。
新生活費用について、マイナビウエディングの調査を見てみると、
| 調査年 | 新生活にかかった費用の平均 |
|---|---|
| 2024年 | 87.6万円 |
| 2025年 | 83.7万円 |
| 2026年 | 90.9万円 |
という変化が見られます。
2026年は前年より約7万円増加しています。
特に2026年の調査では、時短家電への支出が増えており、家事の負担を減らすための家電にお金をかける傾向も見られました。
「安くそろえる」だけではなく、結婚後の生活を快適にするために、必要なところにはお金を使うという考え方も広がっているのかもしれません。
結婚にまつわる代表的な支出は、結婚式と新生活だけではありません。
2024年のゼクシィ調査では、
婚約指輪:約39万円
結婚指輪:約29.7万円
顔合わせ:約8.3万円
新婚旅行:約61.6万円
などの平均額が報告されています。
もちろん、指輪を購入しない、旅行に行かない、旅行先や期間を工夫するなど、選択肢はさまざまです。
だからこそ、これらの平均額をすべて足して「結婚には○○万円必要」と考えるのは少し違います。
結婚指輪に関しては、こちらの記事もチェックです。
ここまでの数字を見ると、
「結婚って、かなりお金がかかる……」
と感じる方もいるかもしれません。
でも、実際にはどこにお金を使うかは夫婦によって大きく違います。
例えば、
「結婚式をしっかり楽しみたい」
「結婚式はコンパクトにしたい、写真のみにしたい」
「新生活を充実させたい」
家具・家電や新居にお金をかける。
「旅行を楽しみたい」
「将来のために貯金したい」
どれも「正解」「不正解」ではありません。
大切なのは、2人がどんな結婚生活を送りたいのかを話し合うことです。
結婚が決まってから急に数百万円を用意するのは大変です。
そのため、結婚を考え始めた段階から、
「結婚したら何にお金がかかる?」を2人の間で理想を話し合っておくと安心です。
また、婚活を始める際にはいつ頃に結婚したいかに併せてお金の使い方も考えておくことが必要です。
例えば、
① 結婚式
↓
② 指輪・顔合わせ
↓
③ 引っ越し・家具・家電
↓
④ 新婚旅行
↓
⑤ 結婚後の生活費・貯蓄
というように、結婚前後のお金を一度すべて書き出してみます。
そのうえで、
「ここにはお金をかけたい」
「ここは節約したい」
という優先順位を決めていくと、必要な貯金額も見えやすくなります。
そして、忘れてはいけないのが結婚する相手と出会うための活動費です。
マッチングアプリ、婚活イベント、友人との食事、プロフィール写真、服装、美容など、婚活にもさまざまな費用がかかります。
結婚相談所を利用する場合も、
初期費用
月会費
お見合い料
成婚料
など、相談所によって料金体系が異なります。
結婚資金を考えるときには、結婚式や新生活だけではなく、「結婚に至るまでの費用」も含めて考えてみると、より現実的な資金計画を立てることができます。
婚活にかけるお金を考えるとき、
「できるだけ安く済ませたい」と思うのは当然のことです。
ただ、料金だけで比較すると、自分に必要なサポートが見えにくくなることもあります。
例えば、
「自分で積極的に動ける人」
「出会いの機会を増やしたい人」
「プロフィール作成から相談したい人」
「交際中の悩みを誰かに相談したい人」
では、必要なサポートが違います。
結婚相談所を選ぶときは、料金だけではなく、
「自分がどこまでサポートしてほしいのか」
という視点から比較してみることも大切です。
結婚にかかるお金を調べると、平均○万円、平均○万円という数字がたくさん出てきます。
でも、平均はあくまで平均です。
結婚式をする人としない人。
新居を購入する人と賃貸の人。
旅行に行く人と行かない人。
それだけでも必要な金額は大きく変わります。
だからこそ、
「結婚するにはいくら必要?」
だけではなく、
「どんな結婚生活を送りたい?」
から考えてみることが大切です。
結婚は、結婚式当日だけではありません。
出会って、交際して、結婚を決めて、新しい生活を始める。
その一つひとつに時間とお金がかかります。
だからこそ、結婚を考え始めた今から、2人でお金について話しておくことは、これからの生活を考えるきっかけにもなるのではないでしょうか。
ミライフパートナーでは、単に「結婚相手を探す」だけではなく、お一人おひとりの結婚観やライフプランに合わせて、無理のない婚活の進め方を一緒に考えています。
「結婚したいけれど、何から始めればいいかわからない」
そんな段階からでも、お気軽にご相談ください。